3年生 春さがしで生物多様性の入口にやってきました!
前の時間に観察のめあてや,観察する植物を1つ決めて,色や形,大きさなどを記録するというカードのかき方,虫めがねの使い方を学びました。今日は,探検バッグと虫めがね,筆記用具をもって,校地内を歩きながら,花をつけている春の植物をさがしました。
そして,観察カードに記録しました。花や葉の部分は,虫めがねで拡大して記録しました。
しっかり記録できたようですね。
本やテレビで見たことがある,だれかがやっていた。確かにその気づきはすばらしいのですが,それは情報としての「ただ知っているという事実」の知識であり,理科がめざす「知恵を生み出し問題解決につながる知識」ではないかもしれません。情報としての知識には「直接経験」「問題を解決するまでの過程」「感性」が欠落しているからです。二十世紀最大の物理学者,アルベルト・アインシュタインも言っています。「情報は知識にあらず。」と。本物の自然を相手に学ぶこと,自然を感じ,自然から考え,思うことをこれからも大切にしていきます。次の時間は,自分が見つけ,カードに記録した植物をみんなの前で発表します。理科の学習は,用具系教科である国語の力,場合によって算数の力も使うのですよ,3年生のみなさん!