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2024年12月の記事一覧

プログラムが動いた!!

 6年生の理科,電気のはたらき,プログラミング学習の最終回です。今までの学習を生かして,温度センサーと人感センサー〔赤外線フォトリフレクタ〕の両方を使って,暗くなって人が通るときに,LEDライトで危険を知らせる,条件分岐を取り入れたプログラムを考えました。

 温度センサーの値が,どのくらいの大きさになったら電流を流すのか,つないだ温度センサーの値〔パラメータ〕の大小の変化を考えてグループで相談して電流を流す値〔温度〕を決定しました。プログラムが走り,暗くなって人が通るときに,LEDが光ると,笑顔がこぼれました。問題を,順序,反復,条件を組み合わせて論理的に考え,解決することの大切さを学ぶことができた子どもたちでした。

センサーを使った節電プログラミングに挑戦!

 6年生の理科では,電気のはたらきを学習しています。今まで,電気は発電所の発電機でつくられていること,電気エネルギーは,様々な電化製品などを通して,光,音,運動,熱などのエネルギーに変換されて使われていること,電気エネルギーはコンデンサーなどに蓄電できること,などを学習してきました。 プログラミング学習初日は,家庭で使われているコンピュータで自動化されている電化製品を取り上げて,どんなところにコンピュータが使われているかを話し合いました。 エアコン,テレビ,コンロ,給湯設備などは,電気の使われ方を「センサー」使って制御し,節約して使っていることが分かってきました。

 

 センサーを生かせば,限りある電気エネルギーを効率的に使うことができるようです。センサーを生かし,どのような「プログラム」を作れば,電気エネルギーを効率的に使えるのかを考えていきます。いよいよプログラムの作成です。

 プログラミングソフトの使い方を学び,豆電球を点ける簡単なプログラムをつくりました。次回は,センサーを使って,もっと電気を節約するプログラムを考えて,つくっていきます。さらに,できたプログラムを,センサー,電流を制御するパーツ,電流を光,音,運動に変換するパーツ,蓄電されたコンデンサーにつないで,検証していきます。