縞模様はどのようにしてできる?
6年生の理科は「大地のつくり」を学習しています。地層に縞模様が見られるのは,複数のものからできているからであることが分かっています。最初に,火山の噴火で噴出された種類のちがうものが積もったり,複数の火山が噴火したりしたことを想定して,地層をつくっている,3種類のもの〔砂・小石・粘土混じりの土〕から縞模様をつくることに挑戦しました。
順に下から,別の種類の砂や土を入れることで・・・。
縞模様が完成しました。下の方を先に入れたことから,地層も下の方が先にできたことが分かります。
もう一つは,地層に含まれているものの中には,角が取れて丸味を帯びた岩石や小石があることから,流れる水のはたらきでつくられたのではないかと考えました。侵食され,運搬されたものが堆積したということは想定できましたが,縞模様は,同じ種類のものやほぼ同じ大きさの粒が集まらないとできません。そこで,重さに関係があるのではというヒントを与えました。また,水の中に重くて大きなものと軽くて小さなものを同時に水面から落としたときは,空気中とちがって,大きくて重い物が先に沈みました。
ペットボトルに砂・小石・粘土混じりの土を入れ,さらに水を入れて振り,しばらくそのままにして置くことにしました。侵食され,運搬されたものが河口で海の水にぶつかって流れが緩み堆積する環境をつくって調べることにしました。
やっぱり!!!!!!