高崎小学校NOW9月

ペットボトルロケットが飛ぶわけを考えました!!

 4年生は,閉じ込めた空気と水の性質のちがいを学んでいます。実験を通して,空気は縮めることができて体積を小さくすることができるが,水はできないことや,押し縮められた空気は押し返す力あり,押し縮め方を強くすると押し返す力も強くなることが分かってきました。今日は,ペットボトルロケットを打ち上げて,なぜ飛んで行くのかを考えました。

 ペットボトルの中に水を入れて,自転車のエアーポンプで空気を入れ続けると,せまい空間に入った空気は体積が縮んだことと同じようになり,次第にペットボトルの壁や水を押し返すようになります。水は押し縮めることができないので,押し返す力は水を押し出そうとします。この力が栓を留めておく摩擦力を超えると,一気に噴射剤として水が噴き出し,ペットボトルを飛ばします。4年生のみなさんには,水は押し縮めることができないので,空気が押し返す力は水を押し出そうとして水の力で飛ぶということを理解して欲しいです。