5年生が平和について考え,学びました
長崎ピースネットを通して,自身が長崎に1945年8月9日午前11時2分に投下された原子爆弾の被爆者でもある,清野定廣さんを講師にお迎えして,5年生が平和学習を行いました。
清野さんのお話を聞いて,子どもたちには,国語で学習した「たずねびと」の綾さんと同じように,自分事として原爆の被害の悲惨さを目を背けずに理解しました。また,命を懸けて語り継ぐ清野さんの勇気に心を揺さぶられていました。そして,忘れることなく次の世代に受け継いでいかなければならないという使命感をもつことができました。
清野さん,ピースネットのみなさん,たいへんありがとうございました。これからのご活躍をご祈念申し上げます。以下,長崎市の現在の風景と,原爆遺産の一部を紹介いたします。〔撮影 情報教育担当〕とてもきれいな長崎市内。
大きなガントリークレーンが目印,「大和型戦艦」2号艦「武蔵」も造られた,三菱重工業長崎造船所。後ろは稲佐山。
稲佐山から観た夜景。日本三大夜景の1つに数えられています。
出島。周りの海は埋め立てられていますが,扇形の曲面が認められます。
長崎平和公園の平和祈念像。
平和公園横にある長崎刑務所跡。原子爆弾の爆風で土台だけが残っています。
浦上天主堂と被爆聖人石像。
山王神社の一本鳥居。どうして1本になったのでしょうか?
原爆の被災から立ち直り,美しい街になったのは,長崎県民のみなさんの平和を誰よりも希求する力があったからこそです。