種子が水・空気・適当な温度の3つの条件だけで発芽するわけ
を,考えました。種子を私たちは食べることもあります。そこで,種子の中に栄養があるからではないかと考えました。
水につけて柔らかくしたインゲンマメの種子をカッターで2つに裂いて,切り口にヨウ素液を付けると,子葉の部分が青紫色になり,でんぷんという養分が,子葉の部分に含まれていることが分かりました。さらに,その養分が発芽に使われているとしたら,発芽したあとの子葉にはでんぷんが残っていないのではないかと考え,発芽した後の子葉を調べました。
発芽したあとの子葉は,青紫色に変化せず,でんぷんが残っていないことが分かりました。このことから,発芽に養分が使われたことが分かりました。