当たり前を調べ見直す
3年生では,太陽とかげについて調べています。今日は,室内で照度の高い電球を太陽に見立てて,どうすればかげができるのか調べました。
かげができる場所は,何か物があって,太陽の光が当たらないようになっている所でした。太陽の光を「さえぎる」場所です。ここで「さえぎる」という理科の言葉を学びました。他に,かげの向きや物がある場所によって長さがちがうという発見がありました。向きや長さについては,これから調べていきます。
4年生では,自然界の水のすがたを学習しています。2日前に,同じ量ずつ水を入れ,ラップでおおいをしたカップとおおいをしなかったカップの水の量をくらべると,おおいをした方は印の線より,大分減っていました。また,おおいをした方はラップがくもって,水滴がついていました。
水かさが減ったのはどうしてなのか考えました。空気中に「目に見えないすがたになって出ていった」のではないかと考えました。身の回りで,水かさが自然に減ることが分かる出来事を考えました。夏は,水槽の水の減り具合が激しいこと。プールは水を時々足していること。気温が高いときに減り方が激しいようです。水が見えないすがたになって出ていこうとしたことは,ラップがくもって水滴がついていたことからも推測できました。次に,空気中に水が見えないすがたであることを証明できないか考えました。気温が高いと出て行ったのだから,冷やしたらどうなのかと考えて,冷たい水を入れたビーカーを室内に出してみました。
ビーカーのまわりがくもってきました。ラップのくもり方と同じで,指でくもったところを触ると,水がつきました。このことから,水は自然に空気中に目に見えない姿になって〔蒸発して水蒸気という気体になって〕,まじっていることが分かりました。5年生では,台風の発生場所と進路を予想し,話し合いました。
地図に書き込みをして,話し合った後で,「デジタル台風」の台風動画アーカイブスで確かめました。