高崎小学校NOW10月

2022年10月の記事一覧

てこのしくみは身近な道具のどこに使われている?

 ペンチ,はさみ,釘抜きなどの,人の力ではできないはたらきができる道具に,どのようにてこのはたらきが使われているかを考えました。まず,支点,力点,作用点の場所をさがしました。

 てこのはたらきを利用している道具の多くは,作用点を支点に近くとり,力点を支点から遠ざけたところにとっていることが分かりました。また,作用点の場所や力点の場所を支点により近付けたり,遠ざけたりすることで,作用点にかける力の大きさを加減できる使い方ができる道具があることにも気付きました。はさみが良い例で,厚紙などを切る場合は,挟む場所〔作用点〕を支点に近付けて切ります。次回は,これらの3点の場所が違う道具や,ピンセットや糸切りばさみ,トングなど,てこのはたらきを小さくして使っている道具を調べていきます。

てこを水平にする「きまり」はどんなこと?

 6年生は,てこのはたらきを学習しています。今日は,実験用てこを使って,てこが水平になる「きまり」をさがしました。最初に,10分間で,てこが水平になる,左右のうでの支点からの距離とおもりの重さの組み合わせをできるだけたくさんさがしました。

23組も見付け出した4班です。

 それぞれの班から,他の班が見付け出していないだろうと思われる,つり合った左右のうでの支点からの距離とおもりの重さの組み合わせを,1種類ずつ発表してもらいました。そのあと,「数字の並びがちがうけれど,どうしてつり合ったのか」「つり合っているいうことは左右のうでに同じ大きさの力がかかっているということだから,その力を数字で表せないか」の2点を班で話し合ったり,発見したことを発表してもらったりしました。

 てこにかかる力の大きさは「支点からの距離×おもりの重さ」で表せることが分かり,その大きさが左右のうでで等しいときに,てこがつり合うことが分かりました。

 

金属の温度を変えると体積はどうなる?

 輪に通る金属の玉を,熱すると・・・。

あれっ,通らなくなりました。

輪には通りません。今度は冷やしてみます。

通り抜けるようになりました。

このことから,金属は温めると体積が少し大きくなり,冷やすと体積が少し小さくなることが分かりました。