高崎小学校NOW2月2024
3年生が理科で順序選択学習に初挑戦!
3年生が理科「じしゃくにつけよう」の学習で,自分の興味関心に応じて,学ぶ課題の順番を決めて学習する,順序選択学習に取り組みました。課題は①じしゃくははなれていても鉄をひきつけるか。②じしゃくの極にはどんなせいしつがあるか。の,2つです。
いつもの一斉学習よりも,「生き生きと,自分から進んで学ぶ姿」がたくさん認められました。
また,1人1実験ですから,自分の学習に「責任をもつ」ことを学ぶことができます。もちろん,友だちと教え合ったり,情報を交換することも許可しました。
子どもたちの学習活動が,同時に多岐にわたるので,理科担当の他に学習を個別に支援する教員が必要になってきます。今回は,学力向上支援員の先生がいらっしゃったので,可能と判断し実施しました。理科担当の他に,分からない子どもに助言・支援してくださったり,学習態度に課題のある子どもに指導を加えたりしてくださいます。
この順序選択学習は,およそ30年ほど前に,「個別化・個性化」の学習理論に基づいて,考えられた学習形態〔学習システム〕です。本来は,単元全体の課題を順序選択型にするのですが,今回は,小単元の一部で実施しました。個別化とは「全員が同じ学習目標に向かって,自分に合った学び方〔自分の学習ペースに合わせて学ぶ自由進度学習や,興味関心の差に応じて学ぶ順序選択学習など〕で学ぶシステム」で,同じゴールに到達することを目指します。各教科で,その方法が効果的な単元で行うことができます。個性化とは「個々の学習目標に向かって,自分で学び方を考えながら学ぶシステム」です。学ぶ方法もゴールも各自違います。総合的な学習の時間の最終目標でもあります。
次の時間は,実験結果をxSyncClassroomで交換し,子どもの言葉を理科の言葉に置き換えながら,まとめをつくっていきます。子どもたちの「友だちと協働しなから,進んで学ぶ力」を高めるために,効果的な単元や学習場面〔フェーズ〕に,このシステムを取り入れていきます。
英語で思い出をスピーチ
6年生が,英語で小学校の思い出をスピーチしています。チアゴ先生のアドバイスを受けながら準備。
互いに練習をします。
発表です。
チアゴ先生のおかげで,しっかりした発音で発表できました。自分のタブレット型PCに録画して,振り返るとともに,思い出のアルバムにします。