高崎小学校NOW9月

高崎小学校NOW9月

本物の地層で実感を伴って学びました!

 6年生は「大地のつくり」のしあげで,朝日町の能中に地層の見学に行きました。ここは,教科書に取り上げられるほど有名な露頭がある場所です。朝日少年自然の家の小野先生〔だいちゃん〕が説明してくださいました。

最初に露頭の角を歩きながら,地層が奥までつながって広がっていることを学びました。

次に層に含まれているもののちがいを,2箇所の層から採取してくらべました。

この地層は,1㎝積もるのに,1万年かかりました。

雲丹の化石も見付かっています。さて,ここは昔,どんな場所だったのでしょうか?

さらに木の化石,珪化木も。海になったり,陸になったりしたのでしょうか。

 珪化木に年輪も見られました。この珪化木はここまで流されてきて埋もれてしまった流木だそうです。だからこの場所はかつて海の底だったのです。

今度は,切り通しになって,つながっている地層で化石探しや,生痕の確認を行いました。

これは珪化木です。

 あらかじめ学習してきた理解が実感を伴って深まり,大満足の子どもたちでした。生きた理科学習ができました。自然の家の小野先生,たいへんありがとうございました。

5年生が流れる水のはたらきを流水実験で調べました

 まずは,少しずつ水を流して,流れていく様子や流れた跡を観察しました。様子をタブレットPCの動画に記録しました。

 流れたところは削れていました。また,流された土や砂は下の方に運ばれてたまっていました。おがくず〔怜奈さんが持ってきてくれました。ありがとう!〕を流して運ばれる様子をより分かりやすくしました。

水は流れることで,侵食,運搬,堆積の3つのはたらきをすることが分かってきました。

ペットボトルロケットが飛ぶわけを考えました!!

 4年生は,閉じ込めた空気と水の性質のちがいを学んでいます。実験を通して,空気は縮めることができて体積を小さくすることができるが,水はできないことや,押し縮められた空気は押し返す力あり,押し縮め方を強くすると押し返す力も強くなることが分かってきました。今日は,ペットボトルロケットを打ち上げて,なぜ飛んで行くのかを考えました。

 ペットボトルの中に水を入れて,自転車のエアーポンプで空気を入れ続けると,せまい空間に入った空気は体積が縮んだことと同じようになり,次第にペットボトルの壁や水を押し返すようになります。水は押し縮めることができないので,押し返す力は水を押し出そうとします。この力が栓を留めておく摩擦力を超えると,一気に噴射剤として水が噴き出し,ペットボトルを飛ばします。4年生のみなさんには,水は押し縮めることができないので,空気が押し返す力は水を押し出そうとして水の力で飛ぶということを理解して欲しいです。